ionic liquid based libs
発火事故が起きない電池
関西大学化学生命工学部の石川正司教授が開発した”イオン液体リチウムイオン電池”は、「電池は燃える危険性がある」という最大の懸念点を克服した新しいリチウムイオン電池です。
その高い安全性により宇宙運用にも適用され、地球周回軌道上での充放電試験に世界で初めて成功しました。
この電池は、通常の電解液の代わりに”イオン液体”を用いることで、揮発成分・引火成分を一切排除したことにより、電池の膨張抑制、発火事故ゼロを実現しています。
また宇宙空間では、これまでの電池に必要であった堅牢な外装が不要になりました。